ウイルス感染を予防するには…2

ウイルス感染を予防するには…

1. うがい・手洗い・マスク・人ごみを避ける・適度な湿度を保つ

◯予防には、風邪や季節性インフルエンザ対策と同様に、うがいや手洗い、咳エチケット、人ごみを避ける、換気をこまめに行い、適度な湿度を保つなど、一人一人の心掛けが大切です。普段の生活で気を付けるだけで予防につながります。

2. ストレス・疲れをためない

◯疲れは、体力や免疫力を落とす大きな原因となります。体力や免疫力が落ちればウイルスや細菌に対して抵抗力も落ちてしまいます。栄養のあるものをしっかり摂り、夜更かしをせずに早めに寝てしっかりと休息をとりましょう。軽めの運動やストレッチをすることも有効です。

3. 細胞を元気づける

◯ウイルスに負けない身体を作るには、細胞を元気づける必要があります。その基本は、規則正しい食事習慣と栄養バランスです。いろいろな栄養素を食事から過不足なくとりましょう。タンパク質、糖質、脂質の3大栄養素のほか、ビタミン、ミネラルも十分に摂取することが大切です。特に不可欠なのが、良質なタンパク質です。タンパク質は血液や各組織の材料となって身体の機能を正常に保つ重要な栄養素です。身体に必要な材料が不足すると、基礎体力も低下してしまいます。「良質なタンパク質」とは、人体にとって欠かせない必須アミノ酸を多く含み、かつアミノ酸バランスが良いものです。人間の体の組織には20種類のアミノ酸があってはじめて構成されます。この20種類のアミノ酸をバランスよく摂るためには、魚、牛乳、乳製品、大豆製品、などの食品から量より質を重視して摂ることが大切です。全身の細胞に必要な栄養素を十分に行き渡らせて、ウイルスに負けない身体を作ることが重要です。

目次