食べたいだけ食べて、飲みたいだけ飲んで、やせるはずはない!
紅茶きのこダイエット、りんごダイエット、ゆでたまごダイエット、寒天ダイエット、豆乳クッキー、サラシア、桑の葉、キトサン、ギムネマ、ブラックジンジャーなどブームとなったダイエット法は数知れず。たしかに、学術的に裏づけされた代謝改善、余計な脂肪・糖質の排泄など、ちゃんとした商品もあるにはあります。しかし、お客様自身がその商品を飲んでいることによって安心してしまい、従来摂っているカロリーよりも多めのカロリーを摂りがちになることも事実です。あくまでもデータというものは、その商品を摂る前と摂った後の摂取カロリーが同じである、ということが大前提です。ですから、基本的に確実に痩せていくためには、カロリーを無視はできないというのが原則なのです。
たとえば、約20年前に流行った低インシュリンダイエットも学術的な裏づけがきちんとあります。そこで結果的にGI値の高い食材が紹介されるわけです。たとえばおそば。おそばはうどんよりもGI値が高いです。したがって低インシュリンダイエットにはうどんよりおそばの方が適した食材であるといえます。しかしそのことをネットなどで読むと、あたかもおそばは太らないという印象を受けてしまいがちになります。結果、おそばを食べていればやせると誤解をしてしまうわけです。結局、皆さんが耳ざわりのよい言葉だけを記憶することによってそのような錯覚におちいるのです。
ダイエットは自己管理だと自覚してください。