◎下肢静脈瘤は、脚の静脈に血液が逆流し、ボコボコと盛り上がって見える病気です。一見すると女性特有の症状と思われがちですが、立ち仕事やデスクワークが多い現代では、男女を問わず幅広い年齢層で増えています。実際、日本では成人女性の約10〜20%、男性の約3〜10%にみられるという調査もあり、潜在的には数百万人規模の患者がいるとも推定されています。
■ステージ1
血管があみ目状・クモの巣状に浮き出る
■ステージ2
血管にこぶができる
■ステージ3
足にむくみが生じる
■ステージ4
湿疹や潰瘍ができる
◎この病気の主な要因は、静脈内にある逆流防止弁の弱まり。長期間同じ姿勢で過ごしていると、脚の血液が心臓へ戻りにくくなり、血管がどんどん拡張してしまいます。妊婦や肥満もリスクを高める要因です。また、冷えやむくみが慢性的にあり血行が悪い状態が続くと、弁の機能がさらに低下しやすいと考えられています。
◎夕方になると脚がだるい、靴下の跡がくっきり残る、指で押した痕が残る、などは下肢静脈瘤の始まりかもしれません。初期段階ではほとんど見た目に変化が出ないため放置されがちですが、進行するとこむら返りや傷みが出るケースもあり、日常生活に支障をきたすことがあります。
◎対策としては、寝る前にマッサージやストレッチをし、クッションや枕などを使い脚を心臓より高くして寝ましょう。また、ウォーキング、自転車、かかと上げなど、第二の心臓と呼ばれるふくらはぎの筋肉を使う運動は、静脈の血流を改善し効果的です。
◎下肢静脈瘤の治療法は、主に血管内カテーテル治療みたいですがメリット・デメリットがあるみたいです。
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