加齢黄斑変性症は、加齢により網膜の中心部(黄斑)が傷み、物が歪んで見える「変視症」や中心部が見えにくくなる「中心暗点」が生じる病気です。進行すると失明に至るリスクもあり、早期の眼科受診が必要です。
■主な種類には、進行がゆっくりな「萎縮型(非滲出型/ドライタイプ)」(黄斑の細胞が萎縮する)と、急激な視力低下が起こる「滲出型(ウェットタイプ)」(異常な新生血管が発生し出血・浸出液が起きる)があります。
加齢のほか、喫煙、高血圧、紫外線の浴びすぎ、栄養バランスの乱れなどがリスク要因とされています。