梅雨に悪化しやすい!
体の節々の痛み!!
◎リウマチってどんな病気?
リウマチは、関節や筋肉などの運動器に痛みをもたらす病気です。慢性関節リウマチの症状は、程度の軽いものから寝たきりの状態になるものまであります。
◎日本での患者数は約50万人。
日本の慢性関節リウマチ患者数は約50万人であると推測されています。これは全人口の0.3〜0.5%にあたります。また、約2〜4万人が1年間に慢性関節リウマチを発病しているといわれています。どの年齢層でも発病しますが、特に30・40代で多く、性別での割合は女性80%、男性20%と言われています。
◎慢性関節リウマチと気象の関係
慢性関節リウマチの患者さんは、関節の痛みで気象の変化を当てることが出来るといわれているように、慢性関節リウマチは気象の変化に対して敏感に反応する病気の一つです。
慢性関節リウマチの症状は、梅雨の時期と冬に悪化すると言われています。一般的に、低温、低気圧、高湿な環境は症状を悪化方向に導きます。
また、梅雨の時期は汗が蒸発しにくいので、余分な水分が体内に溜まったり、冷房で冷やされたりすることで特に痛みが出てきます。
☆リウマチの合併症の多くは副作用によるものです☆
「抗リウマチ薬」は、副作用の強いお薬です。
関節リウマチの症状を緩和する一方、他の炎症を強めてしまう副作用があります。
◎リウマチ患者さんに多く見られる合併症◎
・高血圧
・肺気腫、慢性気管支炎、喘息、気管支拡張症
・胃潰瘍、十二指腸潰瘍、消化管出血
・糖尿病
・骨折
・間質性肺炎
・狭心症、心筋梗塞
・がん
・うつ病
・肝機能障害、ウイルス性肝炎
・脳出血、脳梗塞、くも膜下出血
・心不全