UV-B が皮膚に与える影響と、オメガ3がそのダメージをどの程度抑えるかをマウスで調べた研究もあります。UV-Bを繰り返し浴びせたマウスの皮膚では、水分が逃げやすくなるバリア機能の低下や、皮膚を構成する細胞の並びが乱れるといった構造異常が観察されました。
しかし、オメガ3を適切に摂取していたマウスでは、UV-Bを浴びても皮膚からの水分損失が有意に抑えられ、また表皮の構造も比較的健全に保たれていました。これは、オメガ3が皮膚のバリア機能を維持し、 紫外線による細胞レベルのダメージを軽減する可能性を示唆しています。
この研究結果は、日焼け止めなどの外側からの対策だけでなく、オメガ3を摂取することで、体の内側からも紫外線のダメージから皮膚を守る「インナーケア」も重要であることを示唆しています。
年々強くなっている紫外線から、お肌を守るための対策として「オメガ3の摂取」をおすすめします。