逆流性食道炎

逆流性食道炎とは、胃の内容物(胃酸を含む)が食道に逆流することで、食道の粘膜に炎症が起きる病気です。食道には胃酸から守る防御機能がほとんどないため、胃酸に繰り返しさらされると、粘膜がただれたり潰瘍になったりします。 

主な症状

  • 胸やけ: 空腹時や夜間に起こりやすい
  • 呑酸(どんさん): 酸っぱいものがこみ上げてくる感じ
  • のどの違和感、咳、声がれなど(逆流性食道炎以外の症状) 

主な原因

  • 胃と食道の境目にある筋肉(下部食道括約筋)の力が弱まること
  • 食べ過ぎ、暴飲暴食、脂肪分の多い食事などによる胃への負担
  • 前かがみの姿勢や肥満による腹圧の上昇 
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