12月〜3月が流行シーズンです!

■インフルエンザと普通の風邪との違い

一般的に、風邪は様々なウイルスによって起こり、のどの痛み、鼻汁、くしゃみや咳等の症状が中心で、全身症状はあまり見られません。 発熱もインフルエンザほど高くなく、重症化することはあまりありません。

一方、インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感等の症状が比較的急速に現れるのが特徴です。併せてのどの痛み、鼻汁、咳等の症状も見られます。季節性インフルエンザは流行性があり、いったん流行が始まると、 短期間に多くの人へ感染が拡がります。日本では、例年12月~3 月が流行シーズンです。

■インフルエンザの2つの感染経路

・飛沫感染

感染者のくしゃみや咳、つばなどの飛沫と一緒にウイルスが放出され、別の人がそのウイルスを口や鼻から吸い込み感染。

※主な感染場所:学校や職場などの人が多く集まる場所

・接触感染

感染者がくしゃみや咳を手で押さえ、その手で周りの物に触れて、 ウイルスが付く。別の人がその物に触ってウイルスが手に付着し、その手で口や鼻を触って粘膜から感染。

※主な感染場所:電車やバスのつり革、ドアノブ、スイッチなど

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